2015年5月3日日曜日

情報孤立


カリフォルニアにはおどろくほどたくさんの日本車が走っている。ざっと目勘定でも半数以上になる、あとはドイツ車。あの自動車王国アメリカはどこに行ってしまったのか。

小さな町でも日本食の店が必ずあるし、スーパーには醬油、トーフ、エダマメ、コメなどがならぶ。日本製品の洪水だ。

しかし、新聞、テレビなどを漫 然と見ている限り(特にそれ用に契約しなければ)日本のことが出ることはごく少ない。それほど日本が平穏ということなのだろうか。

今回アメリカに来るにあたって油断して、大失敗をやった。
1、携帯の充電器を忘れたこと。今、居候をしている友人は丘の上の高級住宅に住んでいるので、バス停にとおく自家用車がなければどこにも行けない。だからなるべくジッとじっとしている。
2、もってきた小型パソコンが使い慣れないので、飛んだり消えたりイライラして文章が書けない。写真はどう取り込み添付すればよいのか、wi-fiとのつな ぎ、FBの登録・・・。日頃、奥さんや秘書役のこぼらさんにまかせきりにしてるから、身から出たサビなのだ。

トカゲのように陽だまりに座り、眼下に広がるベイエリアの景色をながめながら タバコを吸ってると(これがまた大変)、情報洪水の社会から離れていると、 休暇とはこうあるべきだ、それもまた悪くはないとも思うのである。


(小山修三)



B氏のガレージ。オークランドの丘にある住宅街はやや高級な住宅地で、ここには1家族が2台の車を持つのが普通です。日本車(トヨタ・ レクサス、ホンダ、日産)とドイツ車(ベンツ、BMD、オペル)という組み合わせというパターンが見られます。なぜそうなのか、基本的には燃費の良さがあ りますが、少し高くても「かっこいいという」ファッション感があるためではないかと思います。

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