2014年5月18日日曜日

第3回「梅棹忠夫 山と探検文学賞」授賞式


5月15日(木)長野市でおこなわれた「梅棹忠夫 山と探検文学賞」の授賞式に行ってきました。今回は高野秀行さんの『謎の独立国家ソマリランド』が選ばれました。




この会も第三回目、第一回の角幡唯介さん『空白の五マイル』、第2回の中村保さん『最後の辺境チベット』という優秀な作品が選ばれたためでしょうか、式のあとの小さなパーティにはマスコミをはじめとする関係者が集まりたいへん盛り上がりました。
「長野県は今年から山の日を創ることにした、あらためて「山」を地域おこしの起爆剤にしたい」と、安部県知事みずからが出席して祝辞をのべました。これか ら長野県のお宝としてこの賞が生かされるならば、旧制高校時代から登山家としての訓練の場とし、その後もスキーを楽しむためにたびたび訪れるなど、信州を 愛してやまなかった梅棹さんの心にかなうものになるとおもいました。

(小山修三)

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