30代の角幡さんはその後も『アグルーカの行方』、『雪男は向こうからやってきた』で、北極やヒマラヤを自ら歩いた記録を出版するという活躍ぶりです。
今回の受賞者は中村保さん『最後の辺境 チベットのアルプス』で、会社を定年後20年にわたって、綿密に調査をして、この地域の未踏の山々に登ることをやって来た努力と結果が評価されたものです。80歳もちかいのに、姿勢がよく矍鑠として、まだまだ高山に登りそうだと思いました。老人の鑑といえますね。日帰りだったのでバテバテで家にたどり着いたので反省しきりでした。
(コヤマ シューゾー)
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