はじめまして。小林万里絵です。
「国立民族学博物館友の会」で、先月、ミャンマーを訪問しました。
現在、注目のミャンマーはうわさに違わず、さまざまな体験をさせてもらいました。
10日間の滞在で私が見聞きしたミャンマーを「やわらかい」テーマでお届けします。
今回は犬。
なんでよりによって犬なの?という声が聞こえてきそうですが、我が家にもパピヨンがいるので、気になったんだろうと思います。
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ミャンマーは道ばたに犬が多い。
とにかくうようよ、そして道のど真ん中にごろごろ。
おそらく飼い犬ではなく、その辺でてきとうにご飯をみつけて生きている感じ。
ペットではないから、彼らは人間にこびることはない。
けれどもとくに凶暴なわけでもなく、屋台のおばちゃんや参道のお店のおばちゃんの
言うことはよく聞く。(といっても「あっち行きなさい」ぐらいだけど)
彼らは参道でもパゴダの前でもどこでもわがもの顔で寝ているお犬さま。
そうかといっていわゆる「ペット」犬がいないわけでもないらしい。
最終日に訪問したヤンゴン郊外の民族村では、ちょっとリッチそうな若い夫婦が
いわゆる「ペット」としての犬を連れて散策する姿を目撃。
洋服やアクセサリーで着飾られた立派なお犬さまでした。
その後に訪れたスーパーマーケットでは、日本のスーパー同様、犬のグッズを売っている
コーナーもちゃんとありました。
うーん。両極端。
でもどちらもやっぱり「お犬さま」なのでした。
お犬さまの写真、もう一枚、悠々自適(?)の犬の様子です。
この両極端なものが同時に存在するのが、今のミャンマー社会をある意味でよくあらわしているのかも、という気もしてきました。
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