2013年4月9日火曜日

遷宮

「森」と「式年」について考えるため伊勢神宮に赴きました。初期の式年遷宮には、神宮が所有してい る森林「神宮宮域林」から伐り出された木材が利用されていましたが、鎌倉時代にはすでに、それで間に合わず、木曽産の木材を使うようになったそうです。そ して、大正時代には、状況を打開し、自給復活のための計画が打ち出されました。水源涵養などの面からも、大切な取り組みなんだと思います。
五十鈴川とそのむうこうに広がる森を眺めながら、万博公園で取り組まれている「自立した森再生事業」に思いを馳せました。
そしてもうひとつ、若返ろうとするお社を拝みながら、僕の職場もまさに「式年」をむかえているんだとひらめきました。

西岡 


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