2013年7月27日土曜日

”縄文的”縄文土器焼き(その1 7/26): 丹波縄文の森塾

7月26日(金)から、丹波の森公苑で縄文の森塾のキャンプが始まりました。

まず最初は、縄文塾なんだから、やっぱり縄文についてちゃんと知らなくちゃ・・・というわけで、考古学者小山センセイによる縄文講座がありました。まだ縄文時代を習っていない子どもも混じっていますから、基本をおさえた話です。
リジチョーが普段書いている論文の内容を話をしたら、学校で×になりそうだもんね(笑)。
 

つづいて、土器焼き!



土器は7月6日につくって、もう十分乾燥させてあるのですが、水分をしっかりぬいて、温度をじわじわ上げていきます。この方法だと、失敗が少ないのだそうです(宮本ルリ子先生談)。
十分水分がぬけたところで、一気に温度を上げていきます。

最後に、せーの、で一斉に燃えやすい枯草を投入!


このまま一晩おき、明朝とりあげます。さて焼き上がりは・・・?(つづく)
(こぼら)

2013年7月18日木曜日

オーストラリアの食生活 :@関西日豪協会で講演しました

今日(7月18日 木曜日)小山リジチョーが、関西日豪協会の定期総会で「オーストラリアの食生活~白人とアボリジニ~」というタイトルで講演しました。

考古学を研究していたリジチョー、1980年代はじめに、縄文人に会いに行こうと、今も狩猟採集生活をつづけているアボリジニの人びとのところに調査にでかけ、鳥やカンガルー、魚、カメ、トカゲなどを狩り、貝、ニセクログワイをあつめるところを、一緒についてまわったそうです。

しかし、あるときふと、気づいたのは、日常の食生活をよく見ると、小麦粉や紅茶、缶詰など、スーパーマーケットで売られている食品に頼っているということ。そう、彼らも現代を生きる人たち。村中で出かけるカササギガン猟(ファイアドライブ)などが典型的な例ですが、こういった狩猟はお祭りのような特別な場なのだ、と。そもそも、村に調査に入るとき、四駆の車を持ってくるように求められたのですが、こういった道具なしには、もうやっていけないのです。

ま、簡単にいえばそういうお話でした(はず・・・)。
リジチョーにしては、めずらしく時間オーバー(約10分)、力が入っていました。
自宅でUSBメモリをなくさなかったら、もっとよかったんですけれど。
 
(あわてて駆けつけました こぼら)

2013年7月16日火曜日

ネアンデルタール人: 花の埋葬

小山センセイの縄文徒然草に新記事がアップされました。
縄文よりずっとずっと古い、ネアンデルタール人のことを書いているのですが...
なぜか薬草の話が続いております。


「ネアンデルタール人:花の埋葬」のページはこちら

2013年7月11日木曜日

オオムラサキに願いを :放蝶会@丹波の森公苑

縄文の森塾修了後14:00から恒例のオオムラサキの放蝶会があり、リジチョーも参加しました。
頭にお星様がキラキラしているのは、みんなで短冊を書いたりして、ついでに?七夕さまもやったからです(笑)。星に願いをかけたのと同時に、オオムラサキにも願いをこめて、放ちました。

オオムラサキはあっという間に空高く舞い上がっていきました。


(こぼら)



縄文の花咲か爺!? @丹波縄文の森塾

今年は早々に梅雨明けして、毎日暑い日が続いていますね。
ところで先週末の7月6日(土)、小山リジチョーは兵庫県の丹波の森公苑の「縄文の森塾」に行ってきました。今年も、信楽で活躍しておられる陶芸家の宮本ルリ子先生の指導の下、縄文土器や土偶などに挑戦しました。

名誉公苑長の河合雅雄先生も来られていて、真剣に土偶を制作されています。
ところが、リジチョーったら、白っぽい粉の入ったビニール袋を下げてウロウロ。
そして、みんなが作っている土器にぱらぱらふりかけて回っています・・・!




実は、この粉は雲母(うんも:土器の←の部分(白いところ)につけられています)。
焼き上がったらキラキラ光るんだとか。

国宝の棚畑の縄文ヴィーナスにも使われていたんだそうな。
午後のリジチョーの「縄文の芸術」というお題の土器や土偶の話、みんな、わかってくれたかな~?

今日つくった土器や土偶は、今月末(7/26~28)のキャンプの時に、野焼きで焼き上げます。楽しみですね。
(こぼら)

2013年6月17日月曜日

森発見No.30


たみひろしです。
小山リジチョーの投稿がご無沙汰なのをいいことに、ブログにも登場です。 

『森発見』No.30が発行されました。
『森発見(しんはっけん)』とは、1970年の日本万国博覧会跡地に造成された万博記念公園の森の取り組みに関する広報誌です。私たちは制作のお手伝いをしています(編集・発行は日本万国博覧会記念機構。詳細はこちらのリンクを参照)。




表紙は、水車茶屋というスポットに咲くスイレンです(先日撮影に行きました)。撮影は写真家の杉浦正和さん。白い花が穏やかな水面にも映ります。





特集は「森から何を学ぶのか」

毎年100人の高校生が、森や川、海の「名人」を訪ね、聞き書きする「聞き書き甲子園」という活動が2002年よりおこなわれています。
初回から運営サイドで高校生たちを見守る澁澤寿一さん(NPO法人樹木・環境ネットワーク協会理事長)と、「聞き書き甲子園」経験者の岡部憲和さん(九州大学学生)にお話をうかがいました。
高度経済成長期を経て、多くの人びとにとって、森林が遠い存在になってしまった現在、自然そのものや、自然に関わりながら生きてきた人びとに、わたしたちは何を学び、これからの生活にいかしていくのか。「聞き書き甲子園」に参加した高校生たちが得たものは、それを見つける糸口となるのかもしれません。


さらに今号からの新連載が盛りだくさん。

◯「日本植物学の父」ともよばれる牧野富太郎さんの植物へのまなざしや人となりを、牧野さんが描いた植物のスケッチとともにつづる「植物学者 牧野富太郎のまなざし」(文・小山鐵夫 高知県立牧野植物園園長)。
85歳の牧野さんに、11歳のときに弟子入りをした小山さんは、生前の牧野さんを知る、いまとなっては数少ない方です。

◯人の手によって植裁された「万博の森」と「千葉県立中央博物館生態園」のふたつの森から、地球規模の環境を考える連載「万博の森で地球を想う」(協力・原正利 千葉県立中央博物館 分館長)

◯だれもがきっと子どものころに聞いたことがある、昔話に登場する森や自然を紹介する「森を語り継ぐ 昔話にみる自然」(文・石井正己 東京学芸大学教授)。第1回は「桃太郎」のお話です。

◯万博の森や園内でみられる生き物たちを紋切りで紹介する「森のかたち きって、ひらいて、紋きりあそび」(文・下中菜穂 造形作家、東京造形大学講師)。紋切り型がついてきますので、実際に紋切りあそびもできます。今号は「丸に並び鷹の羽」です。


従来から続く「自立した森再生センター便り」もリニューアルです。

「万博記念公園の森づくり」では、一般の来園者も参加できる園内の森づくり活動を紹介します。

「万博記念公園の観察記録から」は、「化ける」「隠れる」など、生き残るためにさまざまな技術を身につけた生きもの、「森の匠」を紹介します。

◯さらに、自然観察学習館スタッフが、園内でみられる生きものを毎号1種、詳細な観察ポイントを紹介するコーナーもできました。今号は「森の妖精」ミドリシジミが登場です。 


『 森発見』は万博記念公園内の売店や、民博のミュージアム・ショップ、ジュンク堂書店大阪本店などで販売されています。通信販売もはじまりました。ぜひ手にとってみてください。